基本のHTML&CSS【第1回】
WEBページの表示の仕組みを知る
松寿 英次こんにちは。
今回は、簡単なWEBページを一つ表示させてみます。どのような仕組みでページとして表示されるのでしょうか。
目次 | Index
Webページは基本的に『HTML』と『CSS』というテキスト文書で書かれています。どのように書いているのか見てみます。
1.まず、HTMLという箱を書く
HTMLでページを表示するための箱をまず用意します。HTMLはテキスト文で書かれていて、最もシンプルに書くとこうなります。
HTML
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>WEBページの表示の仕組みを知ろう!</title> </head> <body> </body> </html>
※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。
ウィンドウのタイトル以外、なにも表示されません。空っぽの状態で、文字通り「箱」です。Webページとして表示させるには「中身」が必要です。最初の完成demoは以下の5つから出来ています。
1.タイトル『Learn the Basic_HTML+CSS』
2.イラスト画像
3.コピー『HTMLってなんだろう…? CSSってなんだろう…?』
4.文章『自分でホームページを作らなくても、知っておいたら役に立つ! Webの仕組みをちょっとづつ覚えていって、日々の業務に活かしましょう。』
5.便箋の背景画像
2.箱の中に入れるものを書く
5つの中身をHTMLテキストで書きます。
HTML
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>WEBページの表示の仕組みを知ろう!</title> </head> <body> <div> <div> <h1>Learn the Basic_HTML+CSS </h1> <img src="img/illustration.jpg" alt="イラスト"> <h2>HTMLってなんだろう...? CSSってなんだろう...?</h2> <div> <p>自分でホームページを作らなくても、<br>知っておいたら役に立つ! <br>Webの仕組みをちょっとづつ覚えていって、<br>日々の業務に活かしましょう。</p> </div> </div> </div> </body> </html>
※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。
Webページとして中身の5つが表示されました。
HTMLテキストを書き加えた場所は、<body>から</body>という文字列(タグ)の間です。ページに表示させる要素のほとんどは、ここに書きます。
完成デモと見比べると、大きさも場所もごちゃごちゃです。これは中身をただ置いただけで、まだなにも「整えて」ないからです。整えるためにはCSSを使います。
3.中に入れたものを整える
CSSもテキスト文で書きます。上記い続いてCSSを書き加えます。
HTML
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>WEBページの表示の仕組みを知ろう!</title> <style> *{ margin: 0; padding: 0; font-size: 16px; } .contents-inner{ width: 640px; margin: auto; } img{ width: 600px; height: 300px; } .letter{ background-image: url('img/letter.jpg'); width: 600px; height:195px; background-size: cover; } </style> </head> <body> <div id="contents"> <div class="contents-inner"> <h1>Learn the Basic_HTML+CSS </h1> <img src="img/illustration.jpg" alt="イラスト"> <h2>HTMLってなんだろう...? CSSってなんだろう...?</h2> <div class="letter"> <p class="sentence">自分でホームページを作らなくても、<br>知っておいたら役に立つ! <br>Webの仕組みをちょっとづつ覚えていって、<br>日々の業務に活かしましょう。</p> </div> </div> </div> </body> </html>
※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。
だいぶ表示が整いました。
CSSテキストを書き加えた場所は、新たに挿入された<style>から</style>という文字列(タグ)の間です。この<style>タグは<head>から</head>内に収めるのが決まりです。
以上から、HTMLとCSSは書く場所が違うのがわかります。
4.整えたものを綺麗にする
最後に完成デモと同じ表示になるように、仕上げのCSSを書き加えます。
HTML
<!doctype html> <html> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>WEBページの表示の仕組みを知ろう!</title> <style> *{ margin: 0; padding: 0; font-size: 16px; } .contents-inner{ width: 640px; margin: auto; } h1 { font-size: 26px; color: #744c19; margin-left: 5px; } img{ width: 600px; height: 300px; border-radius: 20px; } h2{ font-size: 18px; color: #1d6700; margin-top: 20px; margin-bottom: 20px; text-align: center; } .sentence{ color: #4c4c4c; line-height: 25px; padding-top: 38px; padding-left: 32px; } .letter{ background-image: url('img/letter.jpg'); width: 600px; height:195px; background-size: cover; } </style> </head> <body> <div id="contents"> <div class="contents-inner"> <h1>Learn the Basic_HTML+CSS </h1> <img src="img/illustration.jpg" alt="イラスト"> <h2>HTMLってなんだろう...? CSSってなんだろう...?</h2> <div class="letter"> <p class="sentence">自分でホームページを作らなくても、<br>知っておいたら役に立つ! <br>Webの仕組みをちょっとづつ覚えていって、<br>日々の業務に活かしましょう。</p> </div> </div> </div> </body> </html>
※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。
最初の完成demoと同じ表示になりました。
ここまでの書き加えてきたテキストをよく見比べて、どのように表示が変わっていったか見てください。
まとめ
・Webページを表示させるためには、基本的に『HTML』と『CSS』という2つのテキスト文書を用います。
・HTMLは<body>タグ内に書きます。
・CSSは<head>タグ内のさらに<style>タグ内に書きます。
実際のホームページはこの2つを基本として、さらに複雑な仕様を取り入れて表示させています。今回は細かな説明は省きましたが、次回以降はもう少し具体的な内容にしたいと思います。
※ブログで使用している.thmlおよび.cssの動作確認は、ご自身のPCでのみご利用ください。
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