便利な擬似要素、:beforeと:after

佐門 伸二

今回はHTMLソースに記述していない要素をページ上に表示する便利な擬似要素、:beforeと:afterを解説します。

before-after

目次 | Index

指定した要素の「前に」表示する:boefore

まずはHTMLで、”box”というclassを付与したboxに”a”というidを追加します。
その後CSSで、”a”というidを追加された”box”に擬似要素:beforeを記述してきます。
書き方は以下です。

HTML



Box A

Box a

擬似要素:beforeを使用してBoxの前に文章を表示させる

※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。

CSS


/*  boxのスタイル  */
.box{
	width: 600px; /*  横幅600px  */
	margin: 0 auto 100px; /*  外余白の調整  */
	padding: 10px; /*  内余白10px  */
	border: 3px solid #999; /*  グレーで3pxの境界線  */
	position: relative; /*  相対的な位置を指定  */
}
/*  Box Aのスタイル  */
#a:before{
	content: "コレはBox Aの前に表示される文章です。"; /*  boxの前に表示する文章を指定  */
	display: block; /*  ブロックレベル要素化  */
	width: 100%; /*  横幅100%指定  */
	background-color: #E47273; /*  背景色を薄い赤に  */
	color: #FFF; /*  文字色を白に  */
	position: absolute; /*  相対位置指定したBox Aに対する絶対位置指定  */
	top: -40px; /*  相対位置していしたBox Aからみて40px上方に配置  */
	left: 0; /*  相対位置していしたBox Aと左はしを合わせる  */
}

※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。

指定した要素の「後ろに」表示する:after

次にHTMLで、”box”というclassを付与したboxに”b”というidを追加します。
その後CSSで、”b”というidを追加された”box”に擬似要素:afterを記述してきます。
書き方は以下です。

HTML



Box B

擬似要素:afterを使用してBoxの後ろに文章を表示させる

※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。

CSS


/*  Box Bのスタイル  */
#b:after{
	content: "コレはBox Bの前に表示される文章です。"; /* boxの後ろに表示する文章を指定 */
	display: block; /*ブロックレベル要素化  */
	width: 100%; /* 横幅100%指定 */
	background-color: #71E2CC; /*  背景色に明るいグリーンに  */
	color: #FFF; /*  文字色を白に  */
	position: absolute; /*  相対位置指定したBox Bに対する絶対位置指定  */
	top: 150px; /*  相対位置指定したBox Bからみて150px下方に配置  */
	left: 0; /*  相対位置していしたBox Bと左はしを合わせる  */
}


※そのままコピーできますが、ソースコードのエリア内をダブルクリックするとソースコードのみを全選択できます。

サンプル・ソースのダウンロード

before-after

この擬似要素、:beforeと:afterのサンプル・ソースは下記ダウンロードリンクからダウンロードいただけます。
コメント記述しているHTML/CSSの箇所をコピペして使用できます。
※ページの表示が消えたなどの問題が起こった際は責任は負いかねます、ご理解とご了承のうえダウンロードください。
サンプル・ソースをダウンロードする。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA