写真Tips【第2回】商品写真をスマホでキレイに撮るpatr2

松寿 英次

こんにちは。

前回に引き続き、商品写真をスマホカメラでキレイに撮ってみたいと思います。使用する機種はiphone6plusです。

目次 | Index

 

1.撮り方の工夫は定番化できる

今回も商品サンプルが手に入ったので、封を開けて中身を撮ります。美味しそうなかにかまです。

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自宅で撮ることになりました。時間は夜。前回のように最後に自然光で撮ることはできません。蛍光灯だけで勝負です。

かにかまのフィルムを外して、器に盛り付けて撮ります。前回と同じく、器の下に台を置いて白紙から離しています。器の影を薄くするためです。台の下に小皿を挟んで手前に傾けることも忘れずに。自分の影が商品に落ちません。

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こういった工夫は定番化していって、慣れれば、いつの間にか普通の作業になっています。

蛍光灯の近くで撮るのも大事な工夫です。明るく撮れるので、シャッター速度が速くなって手ブレが起きにくくなります。さらにISO感度も下がって画質も向上します。

こうやって手軽にできる工夫で、写真はキレイに撮れます。

 

2.白紙で撮る時の注意点

白紙を下に敷いて撮ることも定番ですが、一つ注意点があります。それは、普通に撮ると「暗く写る」ということです。下の写真はカメラを構えてそのままシャッターを切りました。暗いですよね。

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白背景で撮る場合、商品の周りはほとんど「白場」で囲まれます。このときカメラは周りの白を「明るい」と判断します。するとカメラは全体的に無難に撮ろうとするので、肝心の商品が暗く写ることになります。

そこでカメラの設定を変えて「明る目」で写します。これを露出補正といいます。幸いiphone6plusの標準カメラアプリには、露出補正のスライダーがあるので、これで明るさを調節して撮ったのが下の写真です。

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背景も器も明るくなって、かにかまが際立ちました。

こんなふうにカメラの特性を知っていると、撮影がだいぶ楽になります。(スマホ標準のカメラアプリに露出補正機能がない場合、他のカメラアプリをお試しください。いろんな機能を持ったカメラアプリがたくさんあります)

 

3.寄りで撮って商品の質感を出す

せっかく手に入ったサンプルなので、さらに美味しそうなカットを撮りたいです。カメラをググッと商品に寄せて、質感やシズル感を撮ってみます。

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もう少し寄れますが、このくらいの見え方が美味しそうだったので、このカットでいきます。その分、最後のカットは身をほぐして、大胆に寄ってみます。

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美味しそうに撮れました。実はこのカット、近くにあった電球を近づけて、光量を増やしています。電球の強い光がほぐし身の色ツヤを引き出してくれました。

 

4.まとめ

■撮り方の工夫を定番化していけば、撮影負担を減らせて楽にキレイに撮れるようになる。蛍光灯の近くなど、光の多い(明るい)状況で撮ることが大切。

■白背景で撮る場合、カメラは自動的に暗く写そうとするので、露出補正を使って明るさを戻す。

■食品の商品撮影の場合、寄りで撮ることで、より美味しそうなカットになる。その際、電球などで光を付け加えて、色ツヤを出すことができる。


※今回のブログに掲載した商品画像の一部は、弊社が運営するWebサイト「生鮮卸売市場」で実際に掲載しています。
掲載サイトはこちらになります
※尚、生鮮卸売市場で使用している画像の一部には別のカメラで撮ったものも含まれています。

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